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大学4年間の家計簿

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部屋の片づけをしていたら学生時代の家計簿が出てきたので、こちらにまとめます。家計簿を付けてるとマメとか几帳面に思われるかもしれませんが、本人はひどくズボラです。コツをつかめば誰でも続けられます。
これから大学生・専門学生になる方、保護者の方の参考になれば嬉しいです。

家計簿との付き合い

わりと驚かれるのですが、お金の台帳管理は”おこづかい”を貰い始めてから二十数年間欠かしたことがありません。いつ何を買ったか。いつお小遣いをもらったか。お年玉はいくらか。おこづかいを貰う上で、お小遣い帳をつけることは親との約束でした。何を買ったかなんて漫画とかお菓子とかその程度ですが、内容までしっかり親に確認されました。
進学をして一人暮らしをするようになってからは”家計簿”に代わり、電気代や水道代、家賃や食費等、一気に項目が増えて面倒になったのを覚えています。それでもほぼ毎週末の午前中に1週間分の出費を家計簿にまとめていました。酷いときには1か月分の家計簿をまとめる日もありましたが、その日は地獄でした。二度とやりたくありません。
もちろん社会人になった現在でも家計簿は続けています。

学生時代の基本情報

  • 地方の四年制大学(無事4年で卒業できました)
  • 学費は家計簿に含めない
  • 実家からの仕送りアリ(金銭援助)
  • 住まいはアパートで一人暮らし
  • 大学もアルバイト先も徒歩圏内
  • アルバイトは2年生から始めた
  • 田舎のため娯楽はカラオケくらい

4年間の家計簿(月平均)

電気¥2,116
ガス¥4,814
水道¥2,517
携帯電話¥4,275
インターネット¥4,622
家賃¥43,000
食費¥9,202
衣服¥619
医療・美容¥881
交際¥1,961
教育・教養¥2,794
娯楽¥6,380
交通・通信¥960
日用品¥4,373
支出合計¥88,514

家賃・・・ 少し高め。立地良いところに住んでました。教室まで3分以内で着きます。
携帯電話・・・ 途中からガラケーからスマホに代わった気がする。
食費・・・ 学食は安いので正義。あと飲食店バイトはまかないが出るので正義。
衣服・・・ 衣料品を買えるお店が無かった。半強制的に節約。
医療・美容・・・ 市販のヘアカラーを使ってたのでメンテナンスはほぼカット代のみ。化粧品はプチプラで充分。
交際・・・ 居酒屋は遠いので各シーズンごとの飲み会代くらい。宅飲みは正義。
教育・教養・・・ 年度初めの教科書代が1,2万円。あとは個人的な専門書が痛かった。
娯楽・・・ ゲームとか漫画とか。ありがとうAmazon。近場には娯楽施設は無かった。
日用品・・・ シャンプーとか洗剤とか。食器とかもコレ。多岐に渡りすぎて意外と出費が大きい。

収入は仕送りとアルバイト

 有難いことに、実家から仕送りを頂いていました。”学業を優先すること”が仕送りのお約束です。当たり前のように思うかもしれませんが、生活のためアルバイト優先の学生は少なくありませんでした。私の周りにもバイト戦士はたくさんいました。
 一年間は学業最優先で過ごして、アルバイトと両立できそうだなと分かったので2年目から私もバイト戦士となりました。アルバイトは基本的に飲食店(4時間)とラジオ局(2時間)の2本。平日の夜は飲食店で働いて、飲食店の定休日にラジオ局、といった感じです。時給は覚えていないですが、地域の最低賃金だったような気がします。土日は飲食店のシフトがあったり無かったりなので、暇なときは1日の短期バイトを入れてました。

アルバイト代(月平均)・・・¥15,571

 4年目は就職活動と卒業研究のため基本2本のバイトは辞めて短期バイトのみに変えています。なので実質アルバイトしていた時期は2年間です。その二年間では月2,3万円でしょうか。

都会と田舎の娯楽費の差は大きい

基本情報にも記載しましたが、田舎のため娯楽はカラオケくらいでした。あとは40分くらい歩いてボーリングとか居酒屋。遊ぶものが何も無かったので、友達とは宅飲みとかゲームとか、自然とお金のかからない遊びをしてました。むしろ学生の遊びとはこんな感じだろうとも思ってました。
しかし都会の大学出身者と話していたら、遊び方に差があってびっくりしました。カラオケとかボーリングとかは同じようですが、必ず”飲み会”が付いてくる!そして頻度も多い!誰かの家で遊ぶこともあるようですが、娯楽施設や居酒屋が多いので外で遊ぶことがほとんどのようでした。ランチも外で、とか。こっちは学食だ!!(学食は正義)

就職活動による出費は大きい

意外と見落としがちなのが、就職活動による出費リクルートスーツやカバン等のアイテムももちろんですが、交通費と宿泊費がかなり大きいです。ネットカフェやカプセルホテル、マンスリーマンションを使って宿泊費を浮かせてる方々もいました。
私の場合は実家から通える範囲内での活動でしたし、有難いことに、3,4か月で就職活動は終わったので大きな出費にはなりませんでした。
今では遠距離の学生向けにオンラインで説明会や面接をする企業も出てきましたが、まだまだ自分の足を使った就職活動がほとんどだと思います。

家計簿を続けるコツ

毎日やろうとしない(最重要)

日課にしてはいけません。無理です。慣れてる私だって日課にはしてない。
お小遣い帳から家計簿に代わったときは、週末の午前中とかに1週間分まとめて家計簿をつけていました。2週間に1回でもいいじゃない。1か月に1回でもいいじゃない。日課じゃなければ”3日坊主”なんて概念もない

レシート入れを用意する

家計簿をつけようとして財布にレシートぱんぱんになってませんか?私もなってます。定期的に出しましょう。銀行のATM横にある封筒でもいいから、箱でも封筒でもそこにまとめて机の近くに置きましょう。出来れば目に付くところがベスト。やらなきゃって気持ちになります。

アプリ・ソフトに頼る

紙媒体の家計簿は本当につらかった。〇月△日の食費欄を計算して記入した後に、ひょっこり追加のレシートとか出てくるんだもん。電卓を叩いたりするのもつらかった。なのでスマホアプリとか表計算ソフトとかに頼りましょう。出来るだけ入力が少ないシンプルなものをお勧めします。慣れないうちは機能を欲張りすぎないこと。

項目を細かく分けすぎない

慣れないうちは、極端な話、固定費(光熱費とか家賃とか毎月出るもの)と食費その他の3つでいい。細かく項目を分けすぎるとレシートを分けるのが嫌になってきます。慣れてきたら、よく使う項目(娯楽費とか)をその他から取り出して家計簿をつけ始めればヨシ!

家計簿をつける目的を考える

そもそも家計簿をつける目的ってなんですか?支出を把握するため?把握してどうするんですか?通帳をみれば支出は分かりますよ?
人によって目的は違いますが、私の場合は貯蓄・節約のため。何にどれだけ出費してるかを把握して、振り返って、意識して出費を抑えるようにします。特に食費。「先月は外食しすぎたな、今月は抑えようかな」とか。”項目”と”摘要欄”を別にしているので、同じ「食費」という項目でも摘要欄に「昼食代」と「ケーキバイキング」があったらケーキバイキングが余計だったなーと振り返ることができます。無理せず自分の目的に合ったまとめ方をすればいいのです。

理論上の残高と実際の残高を比較しない

お財布の中身と家計簿の残高を比較しない。一致させようとしない。数字が合わなくて挫折します。むしろ家計簿に記載するのは支出のみでいい。計算は置いといて、まずは記入することだけを考えてください。収入はだいたい通帳に書いてあるので、残高が気になったら通帳の入金欄から支出を引けばいいんです。

細かいことは気にしない

飲み会は割り勘だったからレシートが無い!どうしよう!だいたい〇〇円だったなーくらいで良いです。数円、数十円は気にしない。一円に笑う者は一円に泣く、とか気にしないでください。ICカードで支払ったから交通費分からないならGoogleマップで経路探索してだいたいの金額を記入すればいいです。細かいことは気にしない。ただ、計上しないってのは無しです。