4月になり、新たに社会へ加わる多くの若者たち。
どうか健やかに育ってくれと思う一方、株式会社ZOZOテクノロジーの入社式記事にゾッとした。
記事を読んで何も感じない方は、おそらく家族に愛されて育ったんでしょう。この会社の人事担当もそうなんだと思う。それはとても喜ばしいこと。
ですが、家族からのビデオレター?人事が実家へ伺って撮影?家族へ感謝を伝えるきっかけ?
だれもが家族に愛されて育ったんでしょうか。だれもが家族に感謝してるんでしょうか。
株式会社ZOZOテクノロジーだけでなく、同様の取り組みをしている企業は少なくありません。ビデオレターではなくお手紙を書いて頂いたり、内定式の写真をご家族に送ったり。 入社したのは本人のはずなのに、なぜその家族に関わろうとするのか。
- 感謝の気持ちを忘れないで欲しい
- 親孝行して欲しい
- 社会人になった自覚を持って欲しい
綺麗な言葉で言うとこんなところでしょうか。
企業側の狙いを推測する。
- 内定辞退しないよう入社前に家族へ根回し
- 家族からの応援で入社してよかったと思わせる
- 家族への企業PR(いい会社だよ的な)
- 上記により家族に引き留めさせ、早期退職の防止
過敏すぎ?考えすぎ?
必ずしも円満な家庭ばかりではない。社員の家族への企業の関わり方に少し、いや結構モヤッとしました。