SQL開発環境ソフトのCommon SQL Environment(以下「cse」)を使って、PostgreSQLへDB接続しようとしたら色々エラーが出てしまったので、覚書として残しておきます。
前回の記事(【エラー出る】CSEからPostgreSQLへ接続【対処法】)では、以下の対処法2ステップについて書きました。
■■ エラーと対処法(2ステップ) ■■
(1) FATAL:database "xxx" does not exist(データベースが見つかりません)
⇒ DBサーバにlibpq.dllを配置する。
(2) fe_sendauth: authentication type 5 not supported(認証エラー)
⇒ DBサーバの認証方式をMD5から平文にする。
これらの対処法は、
1クライアント(子)がcseを使いたいがために、DBサーバ(親)の環境を変えてしまうもの。
できればクライアント側だけで対処したいな~というところで、ちょっと他の方法を考えてみることにします。
サクッと結論を言うと、
ODBC接続用ドライバを使います!
■■ 適用手順 ■■
【1】ODBC接続用のドライバを入手&インストール
以下のサイトから、ODBC接続用のドライバをダウンロードします。
(最新のもので、環境と同じbit数のものを選択します)
https://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/
圧縮ファイル解凍後、【○○○.msi】を実行して、全てデフォルトのままポチポチと進めていきます(3分くらいでした)
おしまい!
【2】ODBCの設定
OSによって若干画面が異なるかもしれませんが・・・
(1) [コントロールパネル]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)]を開く。
(2) 「ユーザーDNS」タブの追加ボタンを押下する。
(3) データソースのドライバから「PostgreSQL Unicode」を選択する。
(4) DBの接続設定を行う。
(5) 「テスト」ボタンを押下し、「Connection Successful」もしくは「接続成功」的名メッセージが表示されればOK!
(6) 「保存」ボタンを押下する。
(7) cseで、DBMSを「ODBC汎用」を選んで接続すると繋がります!
やったね!!(*`▽´*)
■■ お ま け ■■
cseではなくpgAdminを使う場合は、以下より最新ツールの入手が可能です。