「認知行動療法がどういうものか」というサイトはたくさんありますが、実際どんな中身なのか知れるサイトが少なかったので、
実際にカウンセリングに通ってみた第4回目です。
↓まとめは以下↓
今回の認知行動療法
自宅で行った「CBT認知再構成法」のレポートを心理士さんにチェックしてもらい、
今回は「人間関係をよくする」「人に気持ちを伝える」ということを中心に訓練を行いました。
自由な話を邪魔する考え方
- こんなこと言うと相手が気を悪くするに違いない
- こんなこと言うと嫌われる
- 相手のことが好きなら意見の相違はあってはいけない
- 話さなくてもわかってくれるべき
- 自分の意見を主張しないと相手にいいようにされてしまう
・・・など
アサーション(伝え方を工夫する)
- 相手のことは考えず、自分の言い分を優先する「強い言い方」を考える
- 自分の気持ちを抑えて、相手の都合を優先する「弱い言い方」を考える
- (1)(2)を組み合わせて、バランスの良い「ほどほどの言い方」を考える
例えば・・・
【強い言い方】「何言ってるの」「そんなに言うなら自分でやれば」
【弱い言い方】「ごめんなさい」「ついうっかり忘れてて・・・」
【ほどほどの言い方】「うっかり忘れててごめんなさい。でもこんな時はこうしてもらえると助かるの」
気持ちを伝えるときのコツ
- 見る:客観的事実を挙げる
- 感じる:自分がどう感じているか言葉にする
- 提案する:どうしたら助かるか具体的な解決策を提案する
- 否と言われたときの代案:提案は自分の考えなので、代案も考える
アサーション訓練について
実際にあった話をもとにしながら、心理士さんと強い言い方、弱い言い方、ほどよい言い方を組み立てていった(あくまで心理士さんはサポート)
普段から「強い言い方」もしくは「弱い言い方」をしていると、とっさに程よい言い方は出てこないけれど、こういった訓練を重ねて(シミュレーションしたりして)徐々に慣れていくものだよ~と心理士さんはお話していました。
紙に書くとわりと簡単なのに、とっさに伝えるとなると本当に難しいんだよなぁ・・・